梶正治はこんなことを考えています。
人にやさしい政治を
県議会議員選挙に立候補して政治活動を始めたときから、変わらないスローガンは「人にやさしい政治を」です。あたり前ですね。選挙のときにはだれでもみんな「世のため人のために頑張ります」といいますよね。
しかしその言葉はたいてい裏切られてしまいます。なぜかといえば、政治家の立場によって「世のため人のため」の対象が違うのに、演説のときには同じ言葉で語られるからです。安倍晋三さんが「世のため人のため」に一生懸命がんばるという場合にその世の中とは「お金と権力のある人がいつまでも栄える世」であり、人とは「お金と権力のある自分たちと同じクラスの人」です。私達庶民とは、そもそもの立ち位置が違っている、いや反対側に立っているからです。
経済成長と自民党が言うとき、それは企業の利益が増えるということで、働く人の賃金や雇用が良くなることではありません。それなのに「経済成長」と言われると、それは大事だな~と思ってしまいます。
安全保障と自民党が言うとき、それは防衛装備品を購入するという意味であり、外交や民間交流で近隣国との緊張をなくし戦争を起こらないようにすることではありません。それなのに「安全保障」と言われると、当たり前だよな~と思ってしまうのです。
はっきりした反論ができなあいまま、なんとか生活できているから今のままでいいんしゃない~と自民党に投票し続けているのです。
私の「人にやさしい政治」も、私や家族や仲間のことを指しています。つまり働かなければ食べられない人であり、国外に移住などできない人であり、健康や介護や教育に不安を抱え続けている人です。その人達にやさしい政治を目指しています。
真理は常に弱者にあり
津久井やまゆり園事件を覚えていますか。植松という犯人が障害を持つ無抵抗の人を19人も殺した事件です。彼は「受け答えができない人は生きる価値がない」と考えたそうです。実はネット右翼の人たちのように彼と同じ差別的な考えの人が今の日本にはたくさんいます。もしもそうした人たちばかりが選挙で影響力をもてば、障がい者福祉はいらない政策です。高齢者福祉も不要です。不登校対策も、外国人との共生も不要です。多分女性も失業者も、病人も、保護政策の対象からは外れます。そんな日本は考えるだけでもゾッとします。
政治というのは、すべての人が幸せになるために存在します。すべての人にとっての良いことを考えるには、最も弱い立場の人に焦点を合わせれば、より条件の良い人はすべて救われることになります。
高齢者や女性が安心できるような避難所なら、当然成人男性にとっても安心できる避難所になる理屈です。同性婚に反対する人や夫婦別姓に反対する人がいますが、認めたからと言ってこれまでの結婚や改姓がなくなるわけでなく、恩恵を受ける人が多い政策が実現するほど、みんなが楽に暮らせると思いませんか。
梶正治はこんな経歴を持っています。
1953年1月21日 丸亀市風袋町に生まれる
(昭和28年) (父:四郎 母:鈴子) 結局一人っ子
その後仕事の都合や、父の結核療養のため
香川県と山口県で何度も転居
1965年 下関市立名池小学校卒業
1968年 高松市立勝賀中学校卒業(中学は3校に通う)
1971年 香川県立高松高校卒業
1975年 神戸大学経済学部卒業(部活は探検部)
4年間学生寮で生活、仕送り無しで卒業
1975年 香川県庁に就職
以後、医務課や県立病院などで事務職員として勤務
1990年 県庁を退職し、衆議院議員秘書に
当時社会党の青年局長だった加藤繁秋(香川2区)
1993年 議員の落選で失職、行政書士として開業
1995年と1998年 香川県議会議員選挙に立候補するが落選
1999年 3度目の挑戦で、香川県議会議員に当選(以後4期)
その間には、NPO法人を設立し児童自立援助ホー
ムを開設するなど、地域福祉にも努力
2013年 丸亀市長選挙に初当選
2017年 丸亀市長に再選
2021年 3期目の選挙に挑むが落選
2021年9月 NPO法人子どもたちの未来を応援するオアシス丸亀
を設立し、フードバンク活動・フードドライブ活動
・子どもたちの学習支援などを展開。
2024年からはフリースクールも開設するなど、
多忙な日々を過ごしている。